東洋と西洋が出会う街…イスタンブール
あの名曲の舞台になった街
イスタンブールと言えば1978年に発売された庄野真代さんの名曲「飛んでイスタンブール」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。多分日本人の中では首都のアンカラを抜いて、トルコで一番有名な都市だと思います。では、イスタンブールとはどんなところなのでしょうか。
アジアでありヨーロッパである街
イスタンブールは人口950万人を超えるトルコ最大の都市です。トルコ第二の都市である首都アンカラが約370万人ですので、2.5倍以上の人口を誇る大都市です。そんなイスタンブールは、世界で唯一アジアとヨーロッパに跨る都市でもあります。都市域がボスポラス海峡を挟んで、アジアとヨーロッパの両方に広がっています。東洋の文化と西洋の文化が混ざり合ってこの街特有のエキゾチックさを醸し出しています。ちなみに「飛んで〜」の歌詞に砂漠が出てきますが、実際にはイスタンブールに砂漠はありません。以前庄野真代さんがインタビューで「『飛んでイスタンブール』でイスタンブールは砂漠の中のオアシスだと思っていたから、初めてイスタンブールを訪れた時にイスタンブールが漁港だって知ってびっくりした」と答えています。何となく砂漠を連想させるのも、ローマ帝国、東ローマ帝国、オスマン・トルコ帝国3つの帝国の首都となった歴史を持ち、永遠の都の意味を持つ街ゆえの事でしょう。
イスタンブールで一番高い丘、チャムルジャの丘から街並みを見下ろすと、ヨーロッパ側にはローマ帝国の城壁内にあった旧市街と新市街が橋で繋がっているのが見えます。転じてアジア側に目を向けると迷路のような路地が見え、北側には近代的な高層ビルが立ち並び現代都市の姿が見えます。昔の面影を色濃く残しながら進化する街、イスタンブールは、旅行者の心をグッと掴んで魅了しつづける事でしょう。